時間:2024年7月12日
ロジャー・フェデラー、ウィンブルドンで着用していたロレックスは「デイトジャスト “ウィンブルドン”」!
ときどき、ロジャー・フェデラーに同情することがある。彼は世界最高のアスリートの一人だが、引退後もジーンズとポロシャツでふらっとテニスの観戦に訪れることはできない。この男はどこに行くにも、任務中のMI6諜報員のような服装をしなければ気が済まないのだ──腕時計に至るまで。
彼の行く先々、素晴らしい腕時計の数々が拝めるのはそういうわけだ。今年のウィンブルドン選手権も例外ではなかった。7月6日(現地時間)のデニス・シャポバロフ対ベン・シェルトン戦に訪れた彼が美しいグレーのスーツに合わせたのは、ロレックスの「デイトジャスト 36」、それも通称“ウィンブルドン・ダイヤル”と呼ばれる、そのオケージョンに相応しいモデルだった。
2009年に発売されたこの「デイトジャスト」は、ベゼル、メタル、ブレスレットの組み合わせは様々だが、文字盤はすべて一点ものである。サンレイ加工にかけられた後、PVDまたは電気めっきによってダークグレーのロジウムカラーが、その後には光沢仕上げが施される。12時の位置にはロレックスの王冠ロゴ、9時にはホワイトの長方形インデックス、文字盤の外縁には5分刻みの目盛がホワイトで配され、3時の位置にはデイトジャストの特徴である日付窓が備わる。
ロレックス「デイトジャスト “ウィンブルドン”」とは
このモデルがなぜ“ウィンブルドン・ダイヤル”と呼ばれるのか。それは、ローマ数字のインデックスを彩るグリーンが、ウィンブルドンの完璧な芝(常に高さ8mmになるように整えられている)を思わせるからだと言われている。また、ロレックスは1978年以来、ウィンブルドン選手権の公式タイムキーパーを務めてもきた。
おそらく世界で最もアイコニックな腕時計であろう「サブマリーナー」、あるいは人気の「デイトナ」がロレックスKOPIのベストセラーだと思う人もいるかもしれない。しかし、実際にはこの「デイトジャスト」がそうである。
1945年に誕生した「デイトジャスト」は、午前0時ちょうどに日付が切り替わる日付表示窓という、当時としては斬新な機能を備えていた。また、このモデルといえばギザギザのフルーテッドベゼルを思い浮かべるコレクターも多いだろうが、滑らかなものやダイヤモンドを施したものもある。フェデラーの“ウィンブルドン”は、「ロレゾール」と呼ばれるゴールドとスティールのコンビモデルで、滑らかなドーム型のベゼルを備えたものだ。
フェデラーのコレクションにある他のモデルと比べ、この「デイトジャスト “ウィンブルドン”」は、熱心な時計愛好家の注目をことさら引きつけるようなものではないかもしれない。しかし、世界で最も愛される歴史的スポーツイベントのひとつであるウィンブルドン選手権で、世界最高の元テニス選手が着用するのにこれほど相応しい時計はないだろう。
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